改行をして良い箇所について

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字幕の切れ目と改行

改行や字幕の切り替えは、意味のまとまりや文法的なまとまりを考えて切りましょう。文法に従って文節で区切った場合には、新しい字幕や行が助詞から始まることはありません。
ただ、このルールには例外があります。会話文の「」を閉じた後で改行する場合です。
  • 字幕内の新しい行の場合には、(と言う)や(って言う)で開始してもかまいません。
  • 新しい字幕を、(と言う)で開始してもかまいません。日本語講演の文字おこしでは、明らかに間を空けて(と言った)など発話している場合は、こうするのが自然な場合があります。
  • 新しい字幕の1行目になる場合には、(って言う)は(と言う)に書き換えましょう。'gonna' についての 英文表記ルール に準ずる考え方です。
(この項目は 2020年8月に追記)


原則を適用して文節で切る例

 「ブラック・ライブズ・マター」という
 運動が勢いを得ました

文節で切るようにする。閉じかっこの後ろは文節の切れ目にはなっていません。

原則に従ってOK(会話文)

同じ字幕内:

「迷ったら狭い道を選びなさい」と
言ってきました

複数の字幕に分割:

「迷ったら狭い道を選びなさい」と
言ってきました


会話文で OK の例

同じ字幕内:

「迷ったら狭い道を選びなさい」
と言ってきました

複数の字幕に分割:

「迷ったら狭い道を選びなさい」
と言ってきました

文字起こしで、明らかに間を空けて(と言った)など発話している場合です。

会話文で修正が必要な例

「迷ったら狭い道を選びなさい」
って言ってきました

文字起こしで、明らかに間を空けて(って言った)と発話している場合です。 新しい字幕が促音で始まらないように、表記を修正してください。

⇒ 音に忠実でなくても、「と」と書き換えます。(但し書きの適用例)

「迷ったら狭い道を選びなさい」
と言ってきました

もしくは、両方同じ字幕に入れます。

「迷ったら狭い道を選びなさい」
って言ってきました



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