Difference between revisions of "TED 日本語字幕の表記ガイドライン"
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Revision as of 14:47, 8 January 2014
講演情報
- タイトル
- なるべくオリジナルのタイトルに近いものとする。「」はつけない(TEDのサイトでの表示が変わったため)
- TEDxのタイトルは⇒ 講演者名「タイトル」(TEDxイベント名)
- スピーカー名
- 国内で通用している表記がある場合それを使う。ない場合はオリジナルの発音に近い表記とする。発音を確認する資料としては、本人のインタビュー映像、TEDTalk の MP3 版、発音辞典、Google飜訳の発音機能など
- 氏名は中黒「・」で区切る
- ハイフン「-」の代わりに「=」にする
- (注意) 間違った発音で出版されている場合もあるので、ソースをいくつか調べましょう。
- 発音辞書のリンク
- FORVO(音声付) http://www.forvo.com
- 外国人名読み方辞典 http://www.weblio.jp/cat/dictionary/gkjy
- Description
- 「です・ます調」で揃える
- 日本のTEDxのトランスクリプトを作る時はDescriptionの長さは2・3文。講演者の経歴は含めず、トークの内容を簡単に紹介する。
本文
- 文字数
- 最長10文字/秒くらいを目安にする
- 映画字幕は4文字/秒で訳す慣習がありますが、講演の場合は映画のように映像を見る時間を確保する必要性は低いので、読み切れる範囲内でできるだけ内容やニュアンスを落とさずに訳しましょう
- 句読点
- 句点 = 全角スペース or 改行
- 読点 = 半角スペース
- 連続した半角スペースはAmaraが半角スペース1つに置き換えてしまうため、半角スペース2つではなく全角スペースを使う
- 数字
- 1桁なら全角
- 2桁以上半角
- 混ざっていたら通常半角
- 1万>10,000
- 12,500>1万2千5百
- 日付は半角 (8月12日 とする。8月12日 とはしない)
- 単位
- メートル法に変換
- ドル以外の場合は必要に応じて日本円に換算する。()に入れても良い
- 大雑把な数字は大雑把な数字として訳して、数字の精度について誤った印象を与えないようにする
- 題名
- 本、雑誌、記事、映画、番組、コンピューターゲームは『』でくくる
- 引用符
- 「」 or ダブルクォートを使う
- (注) " " ではなく “ ” (左側には左引用符を使う)
- 引用全体を一組の引用符で括る
- 解説・訂正
- 訳者の解説は()
- トランスクリプトでの訂正[ ]は、省いても良い
- 強調する語彙や区切り
- 引用符で括る
- 例: よく脂ののった部分はトロと呼ばれます⇒
- よく脂ののった部分は「トロ」と呼ばれます
- 固有名詞
- 組織名称の処理の工夫
- 定訳がない組織名は「英語(日本語訳)」とか、長いものなら「略語(日本語訳)」
- 状況音
- (笑) (拍手) (音楽) などを使用
- 他のTEDの字幕に合わせましょう。(笑い)(拍手喝采)とはしないでください
- 話者切り替えの表記
- 自明な場合は省略する。話者の紹介として、名前を出す必要があれば初回だけ出す。
- 初出を"(クリス・アンダーソン)"として、以降"(クリス)" などとしても良い。"ca:" だとほとんどの視聴者は何か分からないと思われる。"(司会)"などとすることも可能。
- 行末のダッシュ (ダッシュのうまい使い方)
- 言い換えや挿入句であるこを明示するときに使うと読みやすい
- 次の字幕と強くつながっているのに途中で、字幕を切っているとき
- 絶対に必要な時のみで使いすぎないようにしましょう
- スライドの解説
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- 講演を理解するのに必要な場合は、注釈として()で括り字幕の下に出すことができます。